列島リフォーム・株式会社エムビーエス

社長挨拶

大切な株主・投資家・関係者の皆様へ

代表取締役 山本貴士

私たちは「列島リフォーム」をスローガンに掲げ、全国の戸建て住宅、マンション、商業ビルなどの建築物のリフォームや道路、トンネル、橋梁などのインフラであるコンクリート構造物の補修・点検・管理を行うことを通して、安心・安全な生活の提供と持続可能な社会の実現を目指しております。

そのために、2022年までに全国に50の支店を展開することで、全国を網羅する営業・施工体制を構築し、さらに弊社独自の技術である「ホームメイキャップ工法」と「スケルトン工法」を全国へ広めることで「列島リフォーム」の実現のために全社員が業務に邁進しているところであります。

また、既存店におけるパートナーである工務店等との関係強化に取り組み、受注を拡大するとともに、原価低減と経費削減、工事採算性を重視した受注推進の徹底、施工管理と品質・技術の向上に努めるだけでなく、人材採用及び育成にも積極的に取り組み、業容拡大や収益力の向上等も図って参りました。

そして、今後の建設業界の課題でもある労働力不足の懸念への対応、その解消のためのIT技術等を活用した生産性の向上、既存インフラの維持修繕工事の拡大に取り組み、「インフラリフォーム」のトップブランドを目指し、更なる企業価値の向上を実現していきたいと考えております。

さらに、継続的な成長を実現することで地域の雇用を支えると同時に、本業の経験を活かし、新規事業にも取り組み、地方創生に貢献していきたいと考えております。

平成29年12月1日山本 貴士

株式会社大前ビジネス・ディベロップメンツ 取締役会長 大前研一私とエムビーエスとの出会いは、私が主催する起業家コンテストに同社 山本社長が応募されたことに始まります。

外壁補修の分野において画期的な工法を開発しただけでなく、それをビジネスの現場でしっかりと実践・管理するノウハウを併せ持ち既存のネットワークを上手に活用しながらも、業界の常識にとらわれず新たなビジネスネットワ-クを構築されていた点が高く評価され、非常に優秀な成績を修められました。

その時、その根底に、常に業界の“限界”を否定し、妥協することなく顧客が真に求めるサービスを提供していこうとする真摯な情熱があるのを強く感じたことが今も印象に残っています。

建設業全般において、業界の成熟化が進み、競争が益々激化していくのは必至ですが、そのような環境下こそ、“常識にとらわれない発想”と“妥協しない不断の努力”は極めて重要であり、ベンチャー企業が持ちうる、唯一にして最大の武器たりうるものです。

日本の企業社会の行く末を見守るものの一人として、同社の益々の発展を心から応援しています。

大前研一